2013年7月23日火曜日

ワタスゲがゆれる原始が原から富良野岳

週末の天気は晴れ!ここのところ天気が続きます。
畑への水まきは大変ですが、山歩きにはうれしい限り・・

昨年の秋は雨の中、視界のきかない中歩いた原始が原・・
秋の枯れ草もイメージ通りで感動!

今年は早いうちに原始が原が見たくてセレクトしてみよう。
やはり滝コースは依然閉鎖中。林間コースから入山。
今日の行程は長い・・
卒業生達のお誘いを申し訳ない気持で断り、床につくが
眠れず。1時間の寝坊。。3時から車を走らせる。
登山道開始から、沢の音が気持ちいい。


日本庭園のような苔むした岩が目に優しい。
丸木橋を渡り先に進む。


小さな花が時々足を止める。
予定通り、原始が原へ。
富良野岳標示を過ぎたところで松浦武四郎の碑を発見!

いつもは原始が原に出たところで山に向けてしまうので
発見できなかった碑であった。
なんでこんなところに来たんだろうかと・・思いにふける。
原始が原は夏の装い・・
周りの木々と草原。足元には湿原特有のもうせんごけやトキソウなども
ある。しかしところどころチングルマのあともあり、乾燥化の気配も
感じられる。
そして想像していた通り、ワタスゲがちらほら。
秋とは違い、綿の部分のふわふわときれい。
風に揺れている。
原始が原
周りの木々と湿原がいい
ワタスゲのアップ
本当に綿のよう

原始が原は、自分の中ではいくつも分かれており、
ステージ、ステージを楽しませてもらう。
正直、たまにはピークを目指さず、ここでのんびりティータイムと
したいところ。だが山屋魂が腰を押す。
笹をかき分け、富良野岳本峰に取りつきます。
火山の小石が、足を滑らします。

標高1600mから1720、30mまではイワブクロ応援隊が
声をかけてくれ、ところどころ女王コマクサも顔を見せて
くれる。
イワブクロ応援隊
いつか登山道はうめつくされそう



女王~コマクサ


リンネソウ



名前に合わないような可憐な花

頂上手前は各種お花畑。
大好きなチングルマはすでにマラブー化していました。
頂上付近からは安政火口のみ見えていました。
十勝岳温泉の宿が見えます


十勝岳温泉からのルートは大人気!
十勝岳 美瑛岳方面はガスの中


登山者の多さにびっくりもして。
ピークにいたのは30秒程度。風をよけてピーク下の花畑で
美味しいおにぎりをほおばります。
トカチフウロ

ウメバチソウ
ミヤマリンドウ


今日もコーヒーがうまい。
腰かけている横でウメバチやフウロが咲き乱れています。

十勝岳温泉からの登山客はアプローチしやすいためか、人気が高く人も多い。
今回の原始が原からのコースは貸し切り。
この時期に、日曜なのに出会う人はいなかった。。
下山開始!右手は前富良野岳
原始が原がはるか下に見えます

いいコースなのに残念な気持ちもしますが、いつも静かなコースを
提供してくれます。いい山でした~♪
                         訪問リハなひと