2014年5月14日水曜日

こんな時もあるさ・・ ミスしてしまった! あえなく敗退、幻の湖~

その湖は、大雪山系白雲岳のくぼみにできる幻の湖。
その姿が見れるのは、5月の中旬に10日間前後とか・・

ずっと狙っていたのですが、タイミングが合わず見に行けなかったところ。
今年は行けそう!やるなら2週目と手帳にも書き狙っていました。

5/11天気予報は全道的に晴れ!もう行くしかないでしょう!
ただ、まだまだ大雪山は雪の中、スキーにするか、スノーシュウにするか
悩んでスノーシュウ。

難関はもう一つ、ロープウエイは動いているが、その先のリフトはかけかえ
で止まっている・・・その分も雪道を上げなければならない。

ロープウエイの最終は5時・・ 歩ききれるかな・・・すでに弱い感じ。。
リフトは動いていません
夏に向けてのかけ替えの作業です

前日興奮して、眠れず。寝坊・・・(だから朝に走るのは苦手)
天気は晴天。高度を上げるごとに、振り返るとニセイカ周囲の山々が、
かっこいい。

ゆるんできた雪に足をとられ、筋力を吸い取られながらも、人の歩いて
いないルートにキックステップで直登。。悲鳴を上げるやわな心臓・・・

自分の場合、すぐ心拍が上がり140~150拍/分位になると足が
止まってしまう。何ともトレーニング不足をここで痛感!


リフトが眼下に見えます

先行者の後を追います
直登!心臓がバクバク
体が重い!


頭の中は、ルートの積雪状態、自分の体力と歩行スピード、タイムリミット
の問題・・ 状況変化への対応するための装備がずっしり重い。
今年から、やられた花粉症のような鼻水が息苦しさに拍車をかける。

それでもだましだまし、黒岳の肩に出る。
黒のピークをこの角度で見れるのは、やはりこの時期!とにんまり♪

黒岳
とんがっている♪


その後頂上直下のくずれる雪の急斜面を横に縦に最終段階!
最後はあっけなく黒岳へ。
頂上は雪はない。
四方の山々が見えます
最高のひと時


桂月、凌雲、北鎮・・丸みを帯びた山容が雪をかぶりまぶしい。
目指す北海や白雲は遠く、見えている。

石室小屋は屋根だけが出ています


黒岳石室は屋根だけ出している。
誰もいない広いお鉢が気持ちよく、ペースをセーブしながらも歩く。
雪原を一人歩く・・・ 少し北鎮によりすぎた・・

地形図で沢におりやすいところを見つけながら北海岳の登りに移る。

くずれています
お鉢周辺を少し歩き、沢筋に入りました。

夏道と雪道の交互
ツボ足で行くとまたまでもぐります・・
体力がとられます~


途中であった方が、北海と白雲の間に熊の足跡がすごかった!との
情報をいただく。

その後、北海の登りで、タイムアウト。白雲を目前に帰ることを決定する。

予想していたより、帰りはコースタイムが短いぞ・・と思ってももう遅い。

2時にはロープウエイ乗り場に戻ってしまった。
完全に読み違い。こんなこともある。明るいうちに降りれたことで
今回は良しとしましょう!5月はもういけない・・・また来年狙いますよ♪


またきますよ!

お一人様 貸切
くくー 撃沈
さて、気を取り直していきましょう!
今年は「湖」シリーズでいこうか、「幻」か「ロング」で行くかな・・
雪の羅臼湖、知床すみれ、レブンアツモリソウ、崕山のホテイアツモリ・・ 
宗谷のイトウも呼んでいます。 
忙しくなりそうです♪♪

                              訪問リハなひと