2014年5月6日火曜日

東北被災地支援訪問

 GWの休みを使い、東北の被災地支援訪問に同行することができ
ました。今回で3回目。
いざ、仙台港!
車をおろし、一路北を目指します!

陸前高田、釜石の仮設住宅にお住いの方の健康管理やリハビリなどの
指導を行っています。

昨年は、痛みの訴えや筋力低下が著明だったな・・・
今年は、自分が話す順番。

筋力評価や痛みの評価に加え、パフォーマンステストを追加して、転倒
予防とからめた話をしよう!

皆さんの顔が思い出され、どんな会話がでるか、緊張感と楽しみがミッ
クスされた複雑な感覚。
陸前高田のみなさん
いつまでも明るく過ごしてください!
転倒に注意です~

話が終わり仮設に戻るみなさん
仮設に上がらせていただきました。
いつでも寄っていきなさい・・なまった言葉がしみいります。

家の横に社・・・横には避難路

仮設からやっと新築へ
昔ながらの間取りを大切にして作られたとか・・
玄関の正面の部屋に神様と仏様がまつられています。
文化を大事にされています。
広田湾に浮かぶかきの養殖いかだ
だいたい以前の数になってきたみたい!

順番に筋力の測定!
この後には、どれくらい手を前に伸ばすことが
できるか・・測りますね!

何年たっても、おひとりお一人の大変さは図りしえない。
でもこうやって、話し合える場所があることは大切ですね。
ご自分も津波に飲み込まれ瀕死の状態であった
皆の中心のYさんご夫妻、いつまでもお元気で!


釜石のみなさん
大変なおもいをして参加してくださりありがとうございました!
たくさん元気をいただきました~
転倒にはご注意くださいね!

新しく完成した7階建てマンション
どんな生活になっていくのか・・
入居された方の中には、外に出てこなくなる方も
いるみたい・・・新たな課題もありそうです。

奇跡の一本松
GWのせいか、多くの観光客が来ていました。
まわりの風景も変わってきています・・・
どんなことを感じているのでしょうか・・

んっ? レインボーブリッジ?と見間違うほどの橋
「希望のかけ橋」・・・奥の山を削り、土を運ぶ
ベルトコンベァーです。 海岸線に大きな土手が
できていくようです。

釜石の街中で見つけた被害店
生活の思い出(がれき)や廃屋は少なくなっています。
少しずつ未来に向けてのプロジェクトが動いているみたいです。

主任学芸員山内さんのいる美術館
前回、企画をお伺いしました。予定通り常設展になったのですね!
やっと見に来ることができました!
部外者かもしれませんが、陰ながら応援しています。

被災物、災害発生時から撮った画像が展示されています。
時間の都合駆け足で見ました。
今度ははじからはじまでゆっくり見に来ます!

南三陸町防災庁舎跡
津波は3階の屋根まで飲み込んだ・・
今なお献花、お参りが絶えない。

大川小学校跡
前回は慰霊碑が建てられ、また像が
建てられている。
子供達へのさまざまな思いがこみ上げ
毎回胸がつまります・・
何を教訓としなければならいのだろうか・・
気仙沼線 見えにくいですが、線路のところをバスが
走っています!
いつも泊まらせていただいている気仙沼の宿 
「大鍋屋」さん
新館ができて、全体が変わってきました!
被災したときは、宿の3階で暮らしていたと・・
お刺身もお料理もおいしい!

いつもサポートしてくださる薬剤師のSさん
これからもよろしくお願いします!

                          
定点撮り
津波にも負けず、残った鳥居です。
来るたびに画像を残しています。
少しずつ復興してきています。

 
「はちどりのひとしずく」ともいえる支援プロジェクトは
15回通っているチームリーダーの判断でひとまず終了。
違った形で、支援、訪問しますのでよろしくお願いします!
毎回来るたびに、少しずつ立ち直っていく経過を感じました。
 東北人の底力を感じています。街づくりに加え、生活の立て直し・・
 廃用の進行やコミュニティの分裂と生活不安・・・まだまだ多くの問題
 そして新たな課題も出てくることと思います。

 簡単なことではないでしょうが、遠く離れた北海道でも復興を
 祈っています!

《今回の主だったルート》

5/2(金) 苫小牧出港(船内作戦会議)
5/3(土) 仙台港-陸前高田入り(評価・講話)-気仙沼泊
5/4(日) 奇跡の一本松-釜石入り(評価・講話)-
      アンカーコーヒー(反省会)-リアスアーク美術館-
      三陸町防災センター跡-大川小学校跡-仙台港
5/5(月) 苫小牧港着

 ルート全般を走り切ってくださった札幌のSさん、
 メンバーのO先生、Sさんお疲れ様でした。
 またよろしくお願いします。

                       訪問リハなひと