2010年5月19日水曜日

Push project 第2弾

先週の火曜日に引き続き、今週火曜日に第2弾を開催しました!!
第2弾と申しましても、受講する人間が多すぎて、2回に分けて行う必要がありました。
それは、担当者である私の予想を遥かに超えて(単に読みが甘かっただけ!?)100以上の当院スタッフからの受講希望があり、1回に出来る人数が今回は60名までのため、2回に分けて行うことになりました。

第1回目は5月11日火曜日に無事終えておりましたが(先週の様子は、前のブログをみてください)、

5月18日は、本当に2回目も、


当院のために講師の先生が来てくれるのか?

救急のドクターだから忙しいのに大丈夫なんだろうか?

そんな不安とあせりを感じていた私の心などあざ笑うかのように、ジャケット姿の講師の先生が、颯爽とあらわれました。


申し遅れましたが、講師の先生は、

旭川医科大学 救急部 助教 八巻 多 (やまき まさる)先生!!
(ブログに名前を載せても良いと許可いただきました。先生ありがとうございます。)

ドクターヘリにも乗っておられる、最前線の救急ドクター。そんな先生に講義いただけるのは、当院にとって非常に幸せで、大変有意義な時間でありました。

またまた申し遅れましたが、Push Projectについてもご説明します。とは言いましても、素人の私がうそをついては失礼ですので、ホームページを紹介します。

http://www.osakalifesupport.jp/push/index.html

Push projectは、『胸骨圧迫(心臓マッサージ)だけの誰でもできる心肺蘇生の普及を通じて、突然倒れた方を救命できる地域づくりを目指している。』とのことで、


当院もCPRトレーニングBOX(通称:あっぱくんというらしい)を使用し、職員が心肺蘇生とAEDの使用に関して、八巻先生の指導の下、学習をしたのであります。


ちなみにトレーニングBOXはこんな感じです。



これで、うちの職員も救急のプロだ!!


という話にはまったくなりませんが、もし院外(院内は医師・看護師が充分な技術を有していますので問題ありません)で、心肺蘇生を必要とする場面に遭遇したら、

迷わず、心臓マッサージ(胸骨圧迫)と


AEDを持ってきてください!!


119番してください!!

とまわりに協力を求め、適切な行動が取れることを期待したいものです。

もし、それでかけがえの無い命が救われるのなら、医療や介護に従事するものとしての使命が果たせるのかもしれません。

ただですね、時間がたつと忘れてしまって、適切な行動が取れなくなってしまうものだそうで、半年ごとくらいに研修をしていくのが、忘れずに身に付く方法だそうで・・・・


う~んと、まあ、今後考えていきましょうかね・・・・

あらためて、八巻先生にこの場を借りて、お礼申し上げます。2回も当院に足をお運びいただきまして本当にありがとうございました。先生の益々のご発展とご健勝をお祈り申し上げます。

また、開催にあたりご協力いただきました医薬品メーカー様にも感謝申し上げます。

なお、救急蘇生法に興味のある方は、旭川医科大学救急部にて研修などを行っているそうですので、そちらにお問い合わせください。


医療安全管理委員会  委員 上村