学生のころに歩いたところでしたが、久しぶりに歩きたくなりました。
天候も荒れているようなので予備日を入れた工程も考え、お盆休みに
計画を実行することにしました。
北海道らしい、大雪らしい風景の続く、道のりですが、お盆中は
あいにくの天気図。風雨を覚悟してスタートしました。
1日目は旭岳で高度を稼いで、お鉢から白雲岳、白雲小屋へ
視界は悪く、景色はいまひとつの状況でしたが、
なんと、今年みたいと思っていたクモイリンドウガ小屋の周りに
群生していました~♪
ガスの中の白雲小屋 危なくなったら避難してくださいと優しく声をかけて回っている 管理人さんがいました 花の説明もしていただきました~ |
うれしくて2枚載せてみました。 色が濃いのが年数が経過しているとのこと! この時期なんですね~♪ まだ咲いているでしょうね! |
小屋の横に小さなテントを張りましたが、一晩中風に揺らされていました。
雨は時おり混じりました。先に進むか、撤退するか、朝方悩みましたが、
先に進むことにしました。
強風にあおられながら、高根ヶ原にでるもガスは幾分晴れ、高原沼温泉
周辺や忠別岳もちらちら見えていました・・
画像左のところが紅葉の素晴らしい高原沼温泉 1ヶ月半後くらいには色づいていることでしょう! 是非みんなで行きたいところです♪ |
忠別岳と沼 沼の周りには大きなワタスゲが揺れていました~ |
五色から化雲にかけては、雨風に加え、雷となり、ヒサゴ沼の小屋まで
下りて行きました。トムラアタックも考えましたが今日はここでテント泊。
明日の工程が12時間くらいになるかな・・と覚悟を決めます。
明るいうちに熱いご飯を食べ早めに就寝。。
神々の遊ぶ庭からヒサゴに下りていきます 斜面はまだまだ花が咲いています |
ヒサゴ沼 静かな場所です テントが心強い |
大学生たちが雪解けの沼で水遊びしていました。テントは調査テントと自分のみ。
二日目は沼からトムラウシまでの道まで、雪渓を横切り、上げていきます。
ところどころ凍っていて、回避しながらのルート選択に時間がかかります。
軽アイゼンを持ってこなかったことに少し後悔・・
キックステップがきかないところがありました スプーンカットの雪渓のやわらいところ探しながら高度を稼ぎます 手前のトラバースのところが危険かもしれませんね |
上がったところは、ロックガーデン、日本庭園のような景色が広がります。
濡れた岩の中を進みながら頂上を目指します。
チングルマはすでに羽毛状態 時期が早ければまた違う風景が広がっているのでしょうね |
ナキウサギが時々警戒の鳴き声をあげています 姿は逃げていくところだけ・・ 昔よりはルートを拾いやすくなっています |
頂上はこの時期なのに誰もいませんでした。
景色はなし |
飛ばされそうな風雨に写真だけとり、化雲経由で長い長い天人峡への
道に移ります。
化雲の岩峰 岩峰の横の土が削られてきている感じです 飛ばされそうな強い風が吹き荒れています |
化雲、小化雲横を過ぎ、天人峡へ 切りたったここも、紅葉がきれいでしょうね |
途中晴れ間もでて旭岳や白雲が見えました 一昨日歩いたところ・・ はるかかなた~ 大きな虹が出てました |
羽衣の滝の滝見台が途中あります 天人峡への道は驚くほど整備されており 歩きやすく、ガイドの半分もかからず下りて これました ありがたいです! |
途中登山道は川と泥沼化しており、足を湿らせながら下山!
2泊3日長い道のりでしたが、楽しい登山でした。
訪問リハなひと