メモ放射線 SANONZ
夏の恒例行事 花火大会。
連日暑い日が続いていた旭川の夜空に今年も4千発余りの花火が打ち上がりました。
そもそも花火の元となる「黒色火薬」は、紀元前の中国で生まれたそうです。
現在のような打ち上げ花火は、14世紀後半にイタリアのフィレンツェで誕生し、18世紀には貴族達が花火大会を開催するまでに発展していったようです。
さて、日本に火薬が伝わったのは、ご存じ1543年に種子島に漂着したポルトガル人により、鉄砲と火薬が紹介されました。その後、江戸時代に入り中国人によって初めて花火が打ち上げられ、やがて庶民の間にも花火が広まっていったというわけです。
明治以降は新しい薬剤が使われるようになり、赤橙色一色だった花火の色が多様化し、花火師達の熱き思いと努力によって次ぎ次ぎと新しい形が創作され、今や日本の花火は世界一と称されるようになったとそうな。
余計な豆知識はこれくらいにして、それでは当時の貴族気分になって、
理屈抜きの今風の花火をご笑覧いただければ幸いです。