天気図的には、北見や網走方面が天気が良いのですが、
明日は天気の回復を待っての旭岳ハイキングと決めているので
遠征はやめて白滝方面へ。
ヒラヤマ、ヒマナヤマ、ヒマラヤマと少しかみそうな名前のつく
平坦な稜線歩きをしたくなる。
運が良ければ大雪が見えるかも・・と早朝から車を走らせる。
北大雪スキー場を過ぎ、10キロ以上の林道を走り、登山口へ。
9~10年ぶりの山、近くてもこれない山、これなかった自分を思いつつ
登山道へ。川沿いの気持ちが良いコース!
道はところどころ補修され丁寧に橋が架けてある(ありがたい)
滝の音が気持ちいい。
霧雨の湿気と滝で周りの植物もいきいきと見えます。
雪が多かったのか、エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)も元気いっぱい!
春のような景色にびっくり(おいしそう)
雪渓を登り、あっけなく稜線上へ
キックステップで登り 下りは足裏で滑ってきます |
分岐 |
途中もガスでしたが、それ以上に足元の花が楽しませてくれました。
リンネソウ よく見るとペアで咲いています かわいらしい |
稜線上は、いたるところタカネシオガマが咲いています。
今日の登山の目的です!分岐からヒラヤマにかけ群生しています。
上から写真を撮るとスナック菓子の「スピン」のよう
(きっとわからないでしょうが・・)
また高山植物の女王といわれるコマクサが群生していました。
登山客は多くなったもののマナーの良さは上がっているのでしょうか!
その多さにびっくりしました。
ヒラヤマは雲の中、ヒマラヤマ(比麻良山)にかけては、雲の流れを
感じることができました。
大雪方面、眼前にはニセカウシュッペ、アンギラスが雲の合間から姿を
見せてくれます。
真綿のような雲が迫ってきます 光と雲の表情がすばらしい |
一瞬で雲にのまれる |
雲の流れの速さに改めて驚くとともに、その表情に見とれました。
あきらめていた大雪も雲の演出の中、素晴らしく見えています。
雲が流れます~ 左の岩峰がアンギラス~ゴジラの背中のよう 今度はニセイカから攻めてみよう |
ヒマラヤマで終わりにしようと思っていましたが、あまり人も歩いて
いなかったので文三山まで足を伸ばしました。
文三にはケルンがあるだけ |
雲が上がる 文三からヒマラヤマを目指す途中から ニセカウシュッペ |
短時間でこの眺望と花々を見れて大満足で、下山はぬかるみや
岩に足を滑らせながらも元気よく降りてこれました。
今日も良い山でした!
訪問リハなひと