2014年2月2日日曜日

病院と地域をつなぐ作業・・ケアマネさんとの研修会

当院の活動の一つとして、退院される患者様に対して、どのようなことが
よい支援なのか、部門を越えスタッフで検討しています。
また各部門が試行錯誤を繰り返し、様々な取り組みを行っています。

今年の5月には、第1回の研修会を開催し、退院支援に力を入れている
回復期病棟の各部門の取り組みやリハビリテーションについて講演会、
またディスカッションを行ってきました。

一口に退院支援といっても、入院中からの様々な取り組みや在宅スタッフ
との情報共有を目的とした同行訪問や検討会など、ていねいに進めなけ
ればならない点が数多くあることを知りました。

 
患者(利用者)様やご家族様の在宅療養の要は、ケママネジャーさんと
なります。ケアマネジャーさんは、療養における様々な要望を聞きながら、
調整していくことになります。

第2回は、そのケアマネジャーさんに病院部門で使っている日常生活動作の
評価ツール(FIM)の紹介や活用などについて紹介をさせていただきました。

肩肘を張らないざっくばらんな研修会をたくさん開催し
交流を深めていきたいですね!


加えて「生活をどうとらえているか!」について、グループワークを行い
ディスカッションを行いました。実に様々な点からご意見をいただき有意義
な時間となりました。

またささやかではありますが、「顔と顔の見えるつながり」ができたようにも
感じました。

このテーマは、今回が投げかけであり、今後ますますどうしたらよいか議論
していきたいですね。またこのツールがうまく現場で使えるような方法も検討
していきたいと思っています。

連携、連携ってよく耳にしますが、これも連携の一つでしょうか。
小さなネットワーク、今は細い糸かもしれない・・
続けていくことが「ご当地医療や介護」になっていくのではと感じました。

地域のケアマネジャーのみなさん、ご参加いただいたみなさん、会の運営を
支援してくれたスタッフのみなさん、ありがとうございました!!
今度もお会いしましょう!

                       訪問リハな人