2011年4月25日月曜日

シリーズ 野外彫刻 第2回 「人間の森」

今回も今時の旬な写真がないので、前回同様に常磐公園の野外彫刻を紹介します。


 今日は、オシップ・ザッキン作の「人間の森」です。ブロンズ製で240cm 昭和32年の作。 

 旭川美術館入口の散策路を挟んだ真ん前に、それはそれは実に「奇っ怪な」形で建っていて、非才な私にはなぜか「ナイフとフォーク」を連想させる作品が目にとまります。

 この作品は旭川に西武デパートがオープンしたのを記念して旭川市に寄贈された後、旭川市民文化会館の前庭を経て旭川美術館のオープンに合わせて現在地に移設されたものです。板津邦夫は、「複雑な形の中から、天に向かって叫び、しかし、それは絶望の叫びではなく、明日への希望、生へのあこがれとして未来への人間の森である…。」と評していますが、取り敢えずは、実際に作品を見れば、「なるほど」と、頷けるかと思います。(バックの色が派手な写真は、修正ソフトでちょっとだけ遊んでしまいました。ザッキンさん、ごめんなさい。)

実に奇怪至極




アングルは?

お絵かきバージョン

作品の裏側


秋バージョン

冬バージョン


メモ放射線 さのんず