今日は、オシップ・ザッキン作の「人間の森」です。ブロンズ製で240cm 昭和32年の作。
旭川美術館入口の散策路を挟んだ真ん前に、それはそれは実に「奇っ怪な」形で建っていて、非才な私にはなぜか「ナイフとフォーク」を連想させる作品が目にとまります。
この作品は旭川に西武デパートがオープンしたのを記念して旭川市に寄贈された後、旭川市民文化会館の前庭を経て旭川美術館のオープンに合わせて現在地に移設されたものです。板津邦夫は、「複雑な形の中から、天に向かって叫び、しかし、それは絶望の叫びではなく、明日への希望、生へのあこがれとして未来への人間の森である…。」と評していますが、取り敢えずは、実際に作品を見れば、「なるほど」と、頷けるかと思います。(バックの色が派手な写真は、修正ソフトでちょっとだけ遊んでしまいました。ザッキンさん、ごめんなさい。)
実に奇怪至極 |
アングルは? |
お絵かきバージョン |
作品の裏側 |
秋バージョン |
冬バージョン |
メモ放射線 さのんず