常磐公園には野外彫刻や記念碑、モニュメント、イルミネーションなどの様々なオブジェが園内のあちらこちらに設置されていて、四季折々にいろいろな顔を見せてくれます。単純にそれらの観賞も面白いと思いますが、今回掲載した写真のそのオブジェが公園のどこに在るか、また、いつ頃、どんなアングルで撮られたのかなどといろいろ自分勝手に想像したり、詮索しながら鑑賞に浸るというのも公園散策の一興と言えるかも知れません。
そんなオブジェの一部をシリーズでご紹介します。(これらの説明文については、旭川市中央図書館発行による「常磐公園ガイドブック(平成7年7月発行)」から一部を参考に勝手な私見を加えて再編してあります。)
シリーズ第1回目は、作品名「行列」です。作者は三木俊治 素材はブロンズと鉄です。
写真 1 |
旭川美術館正面入口を背にしてその右斜め前方に、半月状をした大きな鉄の台の上に、ブロンズで創られた人々が、一列に並んで聖地というか、何処かに希望の灯りを求めて同じ方向へ向かって歩いて行く幾人もの旅人の姿のように見える作品があります。(写真1)
写真 2 |
撮影では、この旅人達を背景の「日本国旗」と「北海道旗」が共に風に翻っているシーンに重ねて写し込むことにちょっとだけ拘ってみましたが…。さて、そのアングルとは?(写真2)
放射線部 さのんず