2021年3月4日木曜日

メモブロ終了のお知らせ

 この度、当法人のWEBサイトが近日中にリニューアルする予定ですが、それに伴いメモブロを終了することとなりました。今後は、WEBサイトを中心に違う形で皆様に情報を発信していきたいと考えとおります。

約10年もの間、ご観覧いただきありがとうございました。


管理者より

2021年2月19日金曜日

パルスオキシメーター

 新型コロナウィルス感染症拡大で、指先で血液中の酸素濃度を測る医療機器「パルスオキシメーター」の需要が全国的に急増し、品薄の状態となっています。


 実は、当院の中島進院長がパルスオキシメーターの開発に携わった研究者の一人で、世界で初めてパルスオキシメーターの臨床応用を行いました。 


開発の経緯は日本光電に勤めていた青柳卓雄(故人)氏が、光を当てることで酸素飽和度を正確に測る原理を発見し、当時北大の応用電気研究所で研究をしていた中島院長に話があり、試作品が作られ、臨床応用と論文発表が行われました。しかしながら諸事情により、日本光電での研究が中断されてしまい、その後、アメリカで開発が進み、世界で爆発的に普及しました。


右が現在の製品、左が販売開始当時製品


1987年に血液ガス測定の世界の第一人者でカルフォルニア大学麻酔科教室Severinghaus教授が来日し装置の開発の歴史を調査し、原理の開発者が青柳卓雄氏で、最初に臨床応用を行い学会・論文発表したのが中島進院長と論文で発表しています。

 パルスオキシメーターの開発により致命的麻酔事故の発生は、1950年代には2000件に1件であったのが、現在では10万件に1件と言われているようですので、パルスオキシメーターの使用で多くの方の命が救われています。

 

このコロナ禍において必要とされているパルスオキシメーターが生まれたのも当院の中島院長の研究の賜物と職員として誇らしく思います。

 

ただ医療機器ですので正確な判断・診断は医師によって行われるべきものです。また正確な使用法が必要ですし、性能の劣るものもあるようですので、正しい使い方が必要です。

2021年1月22日金曜日

コロナ禍の研修を思案中

コロナ禍では、研修会もなかなかできず、もどかしい毎日を過ごしています。 昨年度に行った、心配蘇生の勉強会の様子。push project。




旭川医科大学リハビリテーション科助教 及川欧先生にお願いし、職員ほぼ全員に研修してもらいました。 

実は10年ほど前の過去にも行っています。その様子はこちら。

定期的にやらないと技術が定着しないのです。これからどうしようか思案中。 
コロナ禍では、研修会もなかなかできず、もどかしい毎日を過ごしています。 
これからは、コロナに負けず、やれることをしていこうと思案中です。

2021年1月18日月曜日

感染予防対策2

昨年末にかけて発生していた、旭川のコロナクラスター。年が明け、少しずつ落ち着きを取り戻し、新規感染者数も少しづつ落ち着き、一時期の医療崩壊の危機からようやく抜け出しているように見えます。あらたなクラスターの発生が起きないことを願いたいです。

当院のコロナ対策は前回お伝えしましたが、さらに、スタッフ全員に携帯用の手指消毒剤を常に携帯してもらい、感染防止対策を意識して、いつでも手指消毒ができるようになりました。



職員の健康管理はもちろんですが、できる限りの感染防止対策を行い、当院を安心して利用いただけるよう、これからも対策を重ねていきますので、本年もどうぞよろしくお願い致します。