皆さん、こんにちは。2階の食欲大魔神です。
確か、ついこの間「桜だ~~~」と、喜んでいたのに気付けばもう秋。そしてなぜか毎年、この時期になると上司から「ブログ書きませんか?」と囁かれ。ここ3~4年、毎年同じタイトルでブログを書かせ頂いております。
今回も懲りずに気の赴くまま書いてみようかと思いますが、またまた長くなりそうな予感・・・(;^ω^)しばし、お付き合い下さい。
秋といえば・・・「食欲の秋」「芸術の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」。
食欲大魔神は相変わらず食べております。最近、白衣がきつくなってきてダイエットの必要性を感じてはいるものの・・・「食べないと死んじゃうからね」と、自分に言い訳(笑)しながら食べております。今年、一番印象に残っている食事といえば・・・
8月末に行った中札内美術村(六花亭製菓による施設)近くにある「龍眠荘」でのランチです。
妹家族が近くに住んでいて誘ってくれました。中札内美術村から車で行くこと数分。自然ではなく、絶対に手入れされているであろう林のような場所。
外からはどんなにのぞいても決して中は見えない。そんな不思議な場所があり、妹はそこを車で通るたびに「この林の中には何があるんだろう?」と、いつも気になっていたそうです。
林の中に隠されていたのは「龍眠荘」という、故小泉淳作画伯のアトリエでした。
小泉画伯は鎌倉の建長寺の天井画、「雲龍図」、京都建仁寺の天井画「双龍図」、奈良東大寺本坊襖絵40面などを製作した日本画家です。
中札内美術村には小泉淳作美術館もありますので、知っている方もいらっしゃるでしょう。
画伯自身が名付けたこの龍眠荘。江戸時代後期の建物らしく、平成11年11月に今の場所に移築。画伯は中札内の小学校体育館跡地を拠点に龍眠荘をベースキャンプとして建仁寺の双龍図や東大寺本坊襖絵を描き上げたそうです。
この龍眠荘がなんと、今年初公開(期間限定)。1日1組限定(12歳以上)でランチを提供するとのことでした。
6月に妹が六花亭のサイトでこの情報をキャッチし、日程を決めて即予約。待つこと二か月。当日は日本晴れ。林の中を抜けると、素敵な門が出現。
予約時間には10分ほど早かったため、みんなで記念撮影していたらそれが終わるのを見計らったように開門。綺麗なお姉さんの誘導に従い駐車し、いよいよ建物の中へ。
いかにも六花亭らしい佇まいの入り口。これだけでも芸術です。建物の中には画伯が絵付けした陶器や絵画、製作時に使用していた物などが保管されていました。
非常に古い建物ですが、モダンでとても素敵な建物でした。そして見学が終わる頃、これまた見計らったように先ほどの綺麗なお姉さん登場。
ランチの始まりです。メニューは画伯が好んだ家庭料理中心。そして、料理の前に飲み物メニュー。
私と義弟、即「ビール!!!」(運転はお酒が飲めない我が妹)。プハ~!!!
お通しも美味し~~~!
料理はどれも絶品☆彡°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
特にナスの漬物、サラダ、牛肉のたたき。今まであんなに美味しいナスの漬物とサラダ食べたことありません。ナス!ふわっふわ。皮もやわらかいし。「な、ナス!?これが!?」
何度もお姉さんに確認しちゃいました。サラダ!野菜が新鮮で美味しいのはもちろんですが、色々な野菜のピクルスも混ざっていてこれがまたドレッシングと合う!牛肉のたたき!牛肉のたたきって初めて食べましたがも~う、言葉にならないほど美味しかったです。
が、しかし。どれも量が多い。おまけにどれもビールに合う。ビール進む進む。煮物が出てくる頃にはお腹パンパン。煮物やデザートも素晴らしく美味しいが食べられない・・・
無念( ノД`)シクシク…全員が敗北宣言(*_*)お給仕してくれた綺麗なお姉さんに謝罪して、もう二度と来られないかもしれない龍眠荘を後にしました。
(もし、来年も行けるならその前に3日くらい断食して絶対に全部食べてやる!!!)
さて、次は「芸術の秋」。元々、妹家族が住む十勝に行く目的はこちら。
帯広美術館で開催されている「山下清展」でした。これに龍眠荘でのランチをプラスした次第であります。
放浪の画家、山下清画伯(はだかの大将でおなじみ)。幼児期に重い病気をしたせいで軽い言語障害と知的障害がありました。12歳で八幡学園に入園し貼り絵と出合います。
18歳の頃から各地を放浪し、戻っては放浪先での記憶を元に絵を製作していました。
山下画伯の何がすごいって、記憶力。下書きなどせず、自分の記憶だけで作品を仕上げていたそうです。貼り絵はとても緻密な作りで、小さく升目状にちぎったり、こより状にしたり。せっかちで根気なしの自分にはどんなに頑張っても真似できないと思いました。
やがて、画伯の作品は国内外で注目を集めるようなり、画家として世界中を巡り様々な作品を生み出していきます。画伯は周囲の勧めにより貼り絵だけではなく、水彩画や油絵、ペン画、版画なども製作(天才って何でもできんのね)。
帯広美術館ではそれらの作品をたくさん鑑賞することができました。が!美術館混んでました~。さすが山下清。
できればもっとゆっくり、じっくり見たかったなぁ。
あ。8月には北海道立旭川美術館で「上村松園・松篁・淳之展」を鑑賞しました。京都画壇で3代にわたり日本画を描くという家系です。
上村淳之画伯は今も現役で活躍されている方です。松園さんは日本人女性初の文化勲章受章者で、主に美人画を。息子の松篁さんは花鳥図を。松園の孫、淳之さんは生き物、特に鳥を愛し自宅の敷地で膨大な数の鳥を飼育し、繊細優美な花鳥図を描いています。私より一足先に鑑賞した妹が一言。
「表装が素晴らしい」。←思わず「絵じゃないんかい!」突っ込みましたが、私も実際に鑑賞して妹の感想に納得しました。どの絵も本当に素晴らしいのですが、それだけではありません。
絵画を引き立たせる表装。それぞれの作品に合わせた表装の美しさに惚れ惚れしました。あれって、誰が作るの?誰がデザインとか決めるの?
知らない世界がまだまだたくさんあるんだな~と実感した1日でした。
今月は札幌道立近代美術館で開催されている「ゴッホ展」にも行ってきました。
いやはや。東京じゃあるまいし。入場券買うために並んだの北海道では始めてでした(笑)
土日の混雑ぶりは聞いていたので、わざわざど平日に行ったのに・・・
入場しても大混雑。ゆっくり、じっくりどころかチビ助の私は背伸びをして、首を伸ばして鑑賞するのがやっとでした(´-ω-`)それでもゴッホの自画像始め、ゴッホに多大な影響を与えたとされている北斎や歌川広重の浮世絵などもたくさん鑑賞できたので満足です。
12月には東京へ行く予定なので、損保ジャパン日本興亜美術館でゴッホの「ひまわり」を鑑賞しようと思っています。
ここ凄いですよ~展示室最後のコーナーにはゴッホ、ゴーギャン、セザンヌが並んでいます。昨年行った時はこの展示室に2時間近くいました←決して暇ではない(笑)
あ。←しつこい。8月31日には人生初の狂言公演にも行きました。野村万作、萬斎親子の公演です。初の狂言が人間国宝~~~☆彡なんとラッキーな。
未知の世界だったので行ったはいいが楽しめるかなぁと、思いながら行きました。
いよいよ開演・・・と身構えていたらなんと、萬斎さんが一人でステージに出てきて。
あの素敵な声で狂言の見方を30分程かけてレクチャーしてくれました。おかげで「萩大名」、「蝸牛」という演目それぞれ楽しむことができました。狂言は笑えると聞いてはいましたが、本当にその通りでした。
萬斎さん、男前だし( *´艸`)←ここ重要。また旭川で公演して欲しいなぁ。
その他、一台のピアノを兄弟二人で弾くユニット「レ・フレール」やイケメン5人のオペラユニット「LEGEND」のコンサート(神席で狙っていた3人のメンバーと握手できました)、大好きな立川談春、春風亭一之輔の寄席なども行きました。こうしてみると、かなりのインドアですね(^^😉
はて・・食欲の秋と芸術の秋だけでかなり長くなってしまいました。読書の秋やスポーツの秋にちなんでお勧めの本の紹介や、日ハムについて(特に清宮君!!!)も語りたかったのですが、また次の機会にしてそろそろお暇致します。
あ。←もうやめろ!( ゚Д゚)
12月24日のクリスマスイブは千葉の幕張メッセで、大好きな韓国人俳優のファンミーティングがあるので行ってきます。いつもならクリスマスなんぞ何の用事もないので「日勤だろうが、夜勤だろうがいくらでもやりまっせ!」状態でしたが、今年はダメ( *´艸`)。
だってイブはデートなんだも~~~ん!(ド変態妄想絶賛炸裂中)(⋈◍>◡<◍)。✧♡←アホ
実はこの俳優、今年の夏くらいまで夢中だった人とは別の人(^^😉
また違う人にイカれてしまった~~~~(*ノωノ)前に好きだった俳優が最後の恋だと思っていたのに・・・しょせん、永遠の愛なんて幻よ、幻。(^▽^😉
まさに女心と秋の空(笑)
係長、お休み下さいね(*´з`)
では皆様。今後より一層、寒くなりますが風邪など召しませんようお気を付け下さいね。
2階 看護師