家の中での中心的で常に明るく元気いっぱいの母親の突然の発症は、予想もしていなかったことでしたので家族中大騒ぎになりました。
幸いにも救命救急センターに搬送され、ICU管理となりました。
遠く離れており、即日には動けなかったものの娘である家内を実家に戻させるのが精いっぱいの
対応であった。
家族の立場としては、命は大丈夫なんだろうか、どの部位の出血なんだろうか、どの程度動けるんだろうか、今後の生活はどうなっていくのであろうか・・などなど心配は尽きない。
以前働いていた職場の若きスタッフたちが賢明にリハに取り組んでいることが、日々の連絡で感じられた。母はリハのスタッフが神様に見えると言っていました。
リハに限らず先生方や看護師さんたちもやさしく対応してくれて、遠く離れている家族にはありがたい限りである。
その後順調に回復し、3週間足らずで回復期病院へ転院することとなりました。
娘は、旭川の家と実家の世話と奔走している。
今回の帰省は3回目を迎える。試験外泊やリハの対応などもあり1か月の滞在となる。
家族の病気は、皆の生活に影響を与える。病人がこちらの生活を心配してくれてはいるが
大変さはなく何か手伝えないかという気持ちが強い。
これから実際場面でのリハが進み、退院に向かっていくと思う。
これからが本当のリハであり、家族が支援していく番である。
つづく
訪問リハなひと